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日々徒然、さにわ語り。

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近侍日誌:七月三日

※このドキュメントは都合よく現代語訳されています。


七月三日  近侍 薬研藤四郎


さて今日は……何から書いたもんかなぁ。


・日課
 これはいつも通り。連隊戦の期間は演練の編成に各本丸の方針が透けて見えて面白い、というくらいか。あとは修行帰りの加州と千代金丸も見かけるようになった。
 明日以降は……もしかすると低練度の刀が多く見られるようになるかもな。

・連隊戦
 順調にいけば今夜15万まで届く見込み。その後はこれまでと同様、怪我をしない安全な場所での練度上げに使う。蜂須賀と加州を50まで乗せておきたいと大将は言ってたが、どうだろうなぁ。もし期間中にもう一振り極が増えるなら難しいかもしれん。

・例の通達について
 ここのところ政府の動きが見えないと思ったら、嵐の前のなんとやら、だったようだ。
 まだ情報を整理している最中だが、うちは8月から本格的に動く。
 ……それまでにもう少し具体的なことがわかればいい。何もわからなくとも、備えは十全に、だ。

加州が修行から戻ってきて。千代金丸を迎えて。どちらもそれなりに慣れてきた、と思ったところに今回のこの不意打ちだ。いやぁ、大将のあんな顔は久しぶりに見たぞ。新しい戦場が開けたわけじゃないが、それと同じくらいには状況が変わった。状況が変わる何かがあった、と深読みすることも出来るが……それも今後の通達次第かね。
うちとしては「いつもどおり」でいい。今はまだ。
どのみち連隊戦が終わったらまた新しい何かが始まるんだろう、そこでまたバタバタと騒いで、8月に入って、それから。8月の末と予告はしてくれているのだから、それに合わせて動けばいいさ。

ああ、そうそう。
どこでどの刀が手に入るのか、鍛刀できるのかできないのか、今日付けで大幅に変わっちまった情報を整理するのに大将が手伝い募集してるので、その手の仕事が得意な刀は声をかけてやってくれ。そうでなくともこの時期大将はまともに頭働かねぇからな。
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