※このドキュメントは都合よく現代語訳されています。七月三日 近侍 薬研藤四郎
ここのところ、大将がずっと落ち着かない。
まあ理由は言わずもがななんだが、今日正式に発表された新刀……新薙刀というべきか? ともかく新入りを増やす機会と。太鼓鐘の修行許可と。ついでに活撃か。ここしばらく無かった大波が来てるせいで、今日もうっかりと熱中症になりかけていた。
大将、あんたのそれは洒落にならねぇんだ。頼むからもう少し気を付けてやってくれ。
・日課任務
よく見る演練相手に勝率が五分の隊がいる。審神者のレベルは300。隊員は極6、全て上限。もちろん毎日会うわけではなく、週に半分あるかどうかなんだが、その部隊に勝てるとやっぱり嬉しいもんでな。
……だからつい万屋に寄って帰っても叱らないでやってくれ。俺もたまにやるし。
・今後の予定
既に知ってる奴もいるだろうが、いろいろと立て込んでる。最悪、明日の夕に例の鍛刀と太鼓鐘の修行と拡充の開始が揃い踏みだ、気も急くだろうし落ち着かんのもわかるが、いつものように皆それぞれ備えていてくれればいい。
もし明日鍛刀が始まったら、呼ばれるのは俺と岩融、あとは……巴御前に縁のありそうな奴かな?
・新人歓迎?
こちらの新人は刀ではなく審神者の方。しばらく新人向けに政府があれこれ補佐をするそうだが、見たとこうちにはまったく恩恵がないな。
こういう施策を打ち出すってことは、新人が増える算段があるってことだろうが。……おそらく活撃さんとこのアレなんだろうが。大将曰く、「あれを見て「楽しそうな職場だなー」と寄ってくる人は一人もいないと思う、むしろ超ブラックじゃね?」と。まあ、うん、それでも多少は効果があるんじゃなかろうか。
ああ、そういえば活撃の関連で毎週政府から支給品があるんだっけな。あれはありがたく貰っておこう。
PR