※このドキュメントは都合よく現代語訳されています。
一月一日 元日 近侍 薬研藤四郎
昨日はまぁ、一日中慌ただしく。日誌を書く暇もなかった。
年の瀬だってのに締まらねぇなぁ。
おっと、
大将、あけましておめでとう。今年もよろしくな。
・日課任務
ちらほらと髭切の姿が見えるようになった。
こういう変化が面白いのだと大将が言っていたが、確かに。
膝丸を見かけるようになるのはまだ先だろうか。どこもうちのように全力疾走しているわけじゃないはずだ。ましてや年末年始、普通はもっとのんびりと過ごすはず……なんだがなぁ。
・連隊戦
大晦日中に無事5万玉確保し、膝丸を迎えることができた。残り5000くらいから練度上げも兼ねて膝切を隊長にして難を周回していたが、いや、あのお人は三日月や鶯丸と並ぶな。いやそれ以上かもしれん。なにが、とは言わないが。
ともかく、昨夜は本丸に迎えられて早々兄に名前を忘れられていた膝丸と、どうせだったらと後回しにしていた髭切の歓迎会をまとめて、さらに年越しの宴会が重なったものだからそれはもう、……いやぁ酷かった。新年最初の仕事が宴会の後始末ってのも、いかにもうちらしい話だ。
それでも喜んでやる長谷部や平野、前田には頭が下がる。あのへんにはお年玉もうちょい奮発してもいいんじゃねぇかな。
ところで、連隊戦についてだが。
玉集めが終わった以上、もう行く必要はないんだが、練度上げの場としてはなかなか使えるので、大将が経理班と交渉した結果もうちょい新入りが育つまで使うことになった。
目安としては山歩きが普通にできるくらいまで、だから、……太刀だと50程度か?
膝丸も髭切もどうやら何段階か強くなる特殊な刀らしいので、それも楽しみだな。
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