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日々徒然、さにわ語り。

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近侍日誌:四月四日

※このドキュメントは都合よく現代語訳されています。


四月四日  近侍 薬研藤四郎 と通りすがり数振り


【以下、音声入力による記録】

「――あと十日かぁ」


「ねー、聞いてんの? あと十日なんですけどー」
「聞いてるしわかってるぞ。なんだ、今年も何か仕掛ける気か?」
「うーん……どうだろ。仕掛けたい気もするし、普通に過ごすのでもいいとも思うし。んーでもやっぱ主のお祝いなんだし何かやりたいかな、ささやかでもいいんだけどさ」
「今の大将なら目の前で準備してもたぶん気付かねぇから、やりたい放題ではあるが」
「相変わらず?」
「ああ。ありゃあまだまだ抜けねぇよ」
「沼って怖い……」

「加州さん的にはさー、」
「おっわ!?」
「大将が可愛がってくれなくて寂しいー!とか。ないの?」
「ちょっと信濃っ、急に!」
「へっへー、懐いただきー!」
「そこ懐じゃなくて背中っじゃなくて重いし地味に暑いんですけど!?」
「おい信濃……と、乱もか? どうした?」
「んーん、特別用事があるわけじゃないよ。ちょっと通りすがっただけ」
「そう。ちょっと厨に行く途中で隙だらけの加州さん見かけたから、つい」
「あーもー、そういうのはもっとデカい連中にやってよね、俺じゃ潰されちゃうっての!」
「で、どうなの? 寂しい? 寂しくない?」
「乱まで、」
「加州さんのホントの気持ち、聞きたいなー?」
「ぐっ、」
「寂しいってのとはまた違うと思うんだがなぁ」
「えー? じゃあ薬研は寂しくないんだ」
「ありゃあ大将の病気みたいなもんで、今に始まったことじゃねぇからな。やるべきことはきちんと片づけてるし、今日も大阪城が開けばいつもの勢いで駆け降りるだろうさ。俺達を忘れてるわけじゃねぇ」
「……でもさー」
「だから、加州のそれは「悔しい」んだろ?」
「うぐっ。」
「諦めろ、今回のは年季が違う。いわば大将の初恋だとかなんとか言ってたしな」
「えっ、そうなの!?」「ちょっと薬研! そこ詳しく!!」
「ん?」

【判読不能のため略】

「つまり! 薬研が勘違いさせるような言い方したのが悪い!」
「そーだそーだー。……危うく他の皆に広めちゃうとこだったよ」
「一兄とかね。絶対信じちゃうよね。危ない危ない」
「悪い悪い、てっきりもう全振り知ってることだと思ってた」
「……まあねー、今回のだいぶ長いもんね」
「落ち着いたかと思うとすぐぶり返すみたいでな、うっかり衝動買いに走りそうだからって博多に財布預けるくらいだから、まだまだ無理そうだ」
「うっわ……なにそれ怖い」
「でも逆にどんなのだか気になるかも」
「ほんと、沼って怖い……」


特記:
当本丸の審神者は、現在絶賛子供時代にどっぷりはまり込んでいたジャンル再燃中でございます。関連キーワードは「SD」「俺達の勇者」「スパロボ参戦済」。
今も続いてるとは思わなかったし流行ってたのが昔過ぎて燃料補給もできんしもういっそ自分で書いちまおうかと思ってるけどさすがにそれはな!!でも時間の問題なような気もするな!!!

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