※このドキュメントは都合よく現代語訳されています。
十月二十九日 近侍 薬研藤四郎
・日課任務 朝のうちにほぼ終了。
午前の演練で久しぶりに負けたらしい。相手は太刀2、大太刀4の構成だとか。
池田屋の一階が開放された頃は脇差、打刀が多く見られたが、それもそろそろ仕舞いのようだ。
・本日より「秘宝の里」開放。
以前、予行演習ということで開かれていた里が改めて開放された。
どうやら上の方であれこれと調整?をしたらしく、同じ場所のはずがだいぶ趣向が変わっている。なにより一番変わったのはあの「禍々しい」と評されていた連中か。大将の説明によると、敵札を引いた回数に応じて段階的に強化されていくようになった、と。
つまり以前のあの強さの敵と戦うには、同じ札を四回引かねばならぬ、と。
残念がっていたのは俺と、同田貫と、和泉守と、……まあその辺りのだ。
あれの倒し方をあれこれ考えるのは面白かったんだがなぁ。
・当面の目標について。
大将からの通達。必達目標は物吉貞宗の入手、努力目標は今月中の入手。
今月はあと二日しかない気がするんだが、大将?
いつのまにか貯まりに貯まっていた小判の使い道が出来たということで、今日も惜しむ気もなくつぎ込んでいたが。あと二日、この勢いで突っ走るつもりだろうか。……だろうな。大阪城もそうだったし日本号探しもそうだったな。
明日も近侍は俺だろうが、他の誰かに当たった時のために書いておく。
遅くとも深夜の二時には寝かせるように。実力行使可。
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